juru*iはゆるくないし、時間をとめた

juru*iはゆるくないし、時間をとめた

欲しいのはその一瞬、特別な時間
なーんてかっこよさげな言葉だが、ほんとこれ
なかなか思うようにいかない
皿を洗う時の鼻歌のように 人前で歌を唄いたい


半袖OKだね もうね
今日はequipment floorに沖縄からjuru*iさん
とっても御世話になりました 
スタッフの皆さん いっつも温かくてありがとう

タバコを買いたくてもtaspoなし
自動販売機の前に佇むことなんて今までなかった
と、隣から知らないおっさんがtaspo、貸してくれたんです
歌にしようかと思ったわ

tinpei いつもの遺体が入りそうな白いでっかいギターケース抱え
店の前に佇む 自動販売機の前に佇んだばっかりのその足で
店内はリハーサル中 心地よく抑えた歌とギターのトーンが素敵
juru*iさんは優しい風であり、それ以前と以降に優しい人柄であった
雰囲気はお店を包んで 決して嫌じゃない静けさが満ちたね
トイチも黙ったね

tinpeiが唄ってる途中にはトイチ(あ、犬です)が絡み付いてきて
演奏をぼよんとした 場の雰囲気を読みすぎる犬である かわゆし

一緒にいらしてたオオタさんも含め
演奏してると次第に世間が狭くなる
俺なんていっつも人の演奏場に割り込んでがっちゃがっちゃ演奏して
帽子振り回して帰るだけだからしょうもないけど
みんなすごい一緒に演奏してるのに意外とあまり面識がなかったりする
次の日の演奏や移動があるから、きっとべろんべろんで話し込んだりしないんだろう
みんなでイベントを、ってゆうより
みんなで一回楽器おいて 酒とつまみだけで楽しく過ごしたい
絶対に楽しいと思う

この店の壁や床には沢山の演奏が染みこんでる
juru*iのお二人さんは温泉に スタッフのみんなはゆっくり洗い物をしている横で
ゆっくりと考えた
またきっと会える
帽子を振り回しているかぎりは


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